SETUP GUIDE

初期設定は、3ステップ。

GC ProBox の利用開始に、サーバー構築は不要です。Genesys Cloud 側で役割とOAuthクライアントを用意し、GC ProBox に認証情報を入力するだけです。所要時間の目安は15分程度です。

1役割の作成(権限セット) 2OAuthクライアントの作成 3GC ProBox に認証情報を入力
BEFORE YOU START

はじめに — OAuth認証について

GC ProBox は、Genesys Cloud の OAuthクライアント認証(Client Credentials) を使ってAPIに接続します。ユーザーのパスワードを預かる方式ではなく、専用に発行したクライアントID/シークレットと、それに紐付けた役割(権限セット)の範囲内でのみ動作します。つまり「GC ProBox に何をさせるか」は、お客様が作成する役割で完全にコントロールできます。

事前に確認してください

  • Genesys Cloud に 管理者権限(または OAuth クライアントと役割を作成できる権限)を持つアカウントでログインできること
  • ご利用組織のリージョンを確認していること — 日本のお客様は東京または大阪リージョンです:
    東京: ログイン login.mypurecloud.jp / API api.mypurecloud.jp
    大阪: ログイン login.apne3.pure.cloud / API api.apne3.pure.cloud
  • ご利用予定のエディション(Lite / Standard / Professional)が決まっていること — 必要な権限が異なります(エディション比較)
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役割の作成(GC ProBox 用の権限セット)

GC ProBox 専用の役割を1つ作成し、必要な権限だけを付与します。既存の管理者役割を流用せず、専用役割を作るのが最小権限の観点で推奨です。

手順

  1. Genesys Cloud の 管理 > ユーザー > 役割/権限 を開く
  2. 「役割を追加」をクリックし、名前を入力(例: GC ProBox 接続用)
  3. 「権限」タブで、下記の一覧に沿って権限を付与
  4. 保存
権限用途
analytics > conversationDetail > viewインタラクション履歴の検索・表示
analytics > conversationAggregate > view着信・応答・放棄などの集計(ログイン人数集計 ほか)
analytics > userAggregate > viewユーザー別パフォーマンス集計
analytics > queueObservation > viewキューのリアルタイム監視(マルチキュービュー / OM)
analytics > userObservation > viewユーザーのリアルタイム状態監視
directory > user > viewユーザー一覧・プロフィール参照
directory > group > viewグループ一覧
routing > queue > viewキュー一覧・設定参照
routing > skill > viewスキル一覧
routing > wrapupCode > viewラップアップコード参照
authorization > role > view役割一覧
architect > flow > viewIVR・フロー一覧
telephony > plugin > all電話・DID 情報の参照
directory > user > edit ※1ユーザー設定の変更(Power Tools)
routing > queue > edit ※1キュー設定の変更(Power Tools)
routing > wrapupCode > add / edit / delete ※1ラップアップコード管理(Power Tools)

※1 Lite Edition では不要です(Power Tools 機能を含まないため)。
※2 録音のダウンロード・削除権限は影響が大きいため、運用ポリシーに沿って付与可否をご判断ください。

ℹ Genesys Cloud の権限体系はアップデートで随時変更されます。最新の必要権限一覧は製品マニュアルをご確認いただくか、お問い合わせください。
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OAuthクライアントの作成

手順

  1. Genesys Cloud の 管理 > 統合 > OAuth を開く
  2. 「クライアントを追加」をクリック
  3. 以下のとおり設定して保存
アプリ名任意(例: GC ProBox)
説明任意
トークンの有効期間86400(デフォルトのまま)
付与タイプクライアント認証情報(Client Credentials)— 必ずこれを選択
役割ステップ1で作成した「GC ProBox 接続用」役割を、対象のアクセス区分に割り当て
⚠ 保存するとクライアントIDクライアントシークレットが表示されます。シークレットは第三者に共有せず、パスワード管理と同等の扱いで安全に保管してください。
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GC ProBox に認証情報を入力

手順

  1. GC ProBox を起動し、API Setting を開く
  2. APIホストにリージョンのホスト名を入力(東京: api.mypurecloud.jp / 大阪: api.apne3.pure.cloud)
  3. ステップ2で発行したクライアントIDクライアントシークレットを入力して保存
  4. 接続テストを実行 — ヘッダーの表示が「認証済み」になれば完了です
  5. キャッシュ更新を実行すると、組織のデータ取得が始まります

認証情報はお使いの端末内にのみ保存されます。外部のサーバーに送信・保管されることはありません。

TROUBLESHOOTING

うまくいかないときは

症状よくある原因と対処
認証エラー(401)クライアントID/シークレットの転記ミス。前後の空白が入っていないか確認し、再入力してください
権限エラー(403)役割の権限不足、またはOAuthクライアントへの役割割り当て漏れ。ステップ1・2を再確認してください
データが表示されないAPIホスト(リージョン)の誤り。東京は api.mypurecloud.jp、大阪は api.apne3.pure.cloud です
一部のタブだけデータが出ないそのタブに必要な権限が役割に含まれていません。権限一覧と突き合わせてください
更新が遅い / 429エラーGenesys Cloud のレート制限です。GC ProBox は自動で待機・再試行しますので、そのままお待ちください

解決しない場合は、エラーメッセージの内容を添えてお問い合わせください。

設定でつまずいたら、遠慮なく。

初期設定のご支援も承ります。トライアル中のお客様もお気軽にお問い合わせください。